タバコ屋はなぜ潰れないのか?それならタバコ屋をやりたいがどうすれば?

昔からのタバコ屋さん

 

 

今や総健康志向で嫌煙権の時代です。禁煙の場所も非常に増えました。そんなことからタバコを吸う人もどんどん減ってきて、昔ながらのタバコ屋さんはそんなに繁盛してしないようにみえます。

 

それでもなぜか潰れないという感覚があります。それはなぜなのでしょうか?最近ではすっかり見かけることが少なくなったいわゆる町のタバコ屋さん。長年経営しているタバコ屋さんはそうやっているのでしょうか。

 

タバコ屋(煙草屋・たばこや)は、日本においては、煙草や喫煙具等を扱う販売店のことで、基本的には、街角のタバコ屋さんのような専売店と、米屋、酒屋、食料品店、コンビニ、駅の売店(キヨスク)等の兼業店に区分されます。

 

タバコの仕入原価や小売価格は政府によって規定されており、割引販売するなどは禁止されています。この定価制度は、たばこ事業法第33条~第37条の規定に基づいているので、再販売価格維持を原則禁止した独占禁止法には抵触しません。また、タバコの場合は、購入した金額で獲得できるポイントサービスのようなことも実質的な値引きにつながるということから禁止されています。

 

仕入価格については小売価格の約9割で、小売店の収入は1割程度です。それだとあまり儲からない商売のような感じがするのですが、では「なぜあの店は潰れないのか?」という疑問にもつながります。このあたりから話を進めていきましょう。